横断歩道を渡るときに手を上げることで、9割近くの車がとまることが岩手県警察本部が盛岡市内で行った調査でわかりました。
手をあげない場合より3割ほど多く、警察は、道路を渡るときは安全のため手を上げるよう呼びかけています。
岩手県警察本部は、ことし4月下旬から5月中旬にかけて、盛岡市内にある信号機のない横断歩道3か所で、渡る前に手を上げた場合と上げなかった場合で車が止まる割合に違いがあるか調べました。
それによりますと、手をあげない場合は車154台のうち92台、60%が止まったのに対し、手をあげた場合は140台のうち124台、89%が停止しました。
県警は、横断歩道を渡るときは手を上げるなどしてドライバーに意思を伝える、「ハンド・コミュニケーション」という取り組みを推進していて、今回の結果について「効果が裏付けられた」としています。
横断歩道で車がとまるかどうかの調査は、JAF=日本自動車連盟も去年、県内で行っていて、人が渡ろうとしていても半分以上が止まらないという結果が示されています。
県警は、引き続き「ハンド・コミュニケーション」を推進するとともに、ドライバーに対しても横断歩道に人がいる場合は止まるよう呼びかけることにしています。
からの記事と詳細 ( “横断歩道では手を上げて” 9割近くの車が停止 県警調査|NHK 岩手県のニュース - nhk.or.jp )
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