Friday, May 6, 2022

【速報中】ロシア軍艦にミサイル命中か、海上で火災 ウクライナ報道:朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

 ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウポリの製鉄所「アゾフスターリ」からの民間人の避難は停滞しており、人道危機が深まっています。ウクライナ東部での激しい戦闘が続く一方、ロシア側が今月9日の戦勝記念日までに「成果」をアピールしようという動きも目立っています。

(タイムスタンプは日本時間。括弧内は現地時間)

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■■■5月7日(日本時間)■■■

6:00(ワシントン6日17:00)

米国、ウクライナに1.5億ドルの追加軍事支援を発表

 バイデン米大統領は6日、ウクライナに対して1・5億ドル(約190億円)の追加軍事支援を送ることを発表した。今回の支援により承認済みの予算は「ほぼ使い果たした」といい、バイデン氏米議会に対して速やかに追加予算を認めるよう求めた。

 米国防総省によると、今回の支援内容は、砲弾2万5千発▽対砲レーダー3基▽電波妨害装置――など。ロシアによる侵攻開始以降、米国からの軍事支援の総額は約38億ドル(約4900億円)にのぼるという。

 バイデン氏は「米国の支援はウクライナがキーウ(キエフ)の戦いに勝利し、プーチン大統領の戦争目的を阻止するのに不可欠だった」と強調。今後も各国が団結し、ウクライナへの兵器提供を続ける必要があると訴えた。

4:16(ニューヨーク6日15:16)

国連安保理、ウクライナ危機で初めて見解

 ロシアによるウクライナへの侵攻について、国連安全保障理事会は6日、人道支援のための努力を続けるグテーレス事務総長を後押しする「議長声明」を全会一致で出した。侵攻開始から72日目で、安保理として一致した見解を示すのはこれが初めて。

 声明は、ウクライナの平和と安全の維持に関して深い懸念を表明▽国連憲章下では全加盟国が平和的手段によって国際紛争を解決する義務を負っていることを想起▽平和的解決を模索する事務総長の努力に強い支持を表明▽事務総長に適宜、安保理で状況の説明を要請――という4項目で構成されている。

 安保理には、法的拘束力のある「決議」の他にも見解を示す公式文書があり、「議長声明」はその一つ。決議に次ぐ重みがあり、ロシアを含む全15理事国の同意が必要となる。6日はウクライナでの緊張が高まっていた1月末以降で19回目となる会合を開き、声明の発表を確認した。

 ただ、ロシアへの言及はなく、侵攻や侵略といった言葉も使われていない。ロシアが拒否権を持つ中、安保理が実効性のある決議を通すことは難しい一方、安保理の沈黙に批判が高まっており、グテーレス氏への支持という範囲で意見を出すことが現実的だと判断したとみられる。

3:21(マリウポリ6日21:21)

ロシア国防省もマリウポリ製鉄所の50人待避を発表

 ロシア軍が包囲するウクライナ南東部マリウポリの製鉄所「アゾフスターリ」をめぐり、ロシア国防省は6日、所内に隠れている民間人のうち子ども11人を含む50人が避難し、国連と赤十字国際委員会(ICRC)の代表に引き渡されたと発表した。国防省は7日も人道的な活動を続けるとしている。

3:20(マリウポリ6日21:20)

マリウポリ製鉄所から民間人50人が待避、ウクライナ副首相がSNSに投稿

 ウクライナのベレシュチュク副首相は6日、ウクライナ南東部マリウポリの製鉄所「アゾフスターリ」から、50人の民間人が退避に成功した、とSNSに投稿した。7日も朝から退避を試みるという。

 ロシア軍が包囲しているアゾフスターリでは、子どもを含む民間人が数百人単位で取り残されているとされる。4月30日から5月1日にかけて、製鉄所内から101人の避難に成功したものの、直後からロシア軍の猛攻が再開していた。

■■■5月6日(日本時間)■■■

20:17(キーウ14:17)

「ロシア兵の脱走、頻度が増えている」 ウクライナ側が投稿

 ウクライナ国防省情報総局は6日、ウクライナで戦うロシア兵の脱走の頻度が増しているとSNSに投稿した。

 投稿によると、ロシアが制圧を進めるウクライナ南部ヘルソン州では、ロシア兵15人が脱走し、ロシア軍当局が捜索しているという。15人はウクライナ軍との戦闘に参加することを望まず、部隊が配置されている場所を離れたとしている。

19:23(モスクワ13:23)

「特別作戦は計画通り遂行」 ロシア側が反論

 ロシアと関係が深いベラルーシのルカシェンコ大統領が5日、「(ロシアのウクライナ侵攻が)長引いている」との認識を示したことについて、ロシアのペスコフ大統領報道官は6日、「特別作戦を計画通り遂行している」と反論した。ロシア国営タス通信が伝えた。

19:08(モスクワ13:08)

ロシア軍艦にミサイル命中か

 ウクライナ南部オデーサのニュースサイト「ドゥムスカヤ」は6日、オデーサの南西約140キロにある黒海のズミイヌイ島付近で、ロシア軍のフリゲート艦が火災を起こしていると報じた。ドゥムスカヤは、ウクライナの対艦ミサイル「ネプチューン」が命中したとの見方を示した。

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ウクライナ南部のクリミア半島のセバストポリで2018年10月、ロシア黒海艦隊に合流するため、セバストポリ湾に到着したロシアのフリゲート艦「アドミラル・マカロフ」=ロイター。火災を起こしたと報じられた艦船が「アドミラル・マカロフ」かは、日本時間の6日午後8時時点で分かっていない

 ドゥムスカヤによると、フリゲート艦では爆発に続いて火災が起こったという。一帯をロシア軍の航空機が旋回しており、ロシアが一方的に併合しているウクライナ南部クリミア半島から救助船が出動した模様だという。

 ウクライナのウニアン通信も…

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