ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2022.05.31 07:24
米国のジョー・バイデン大統領は30日(現地時間)、ウクライナに対してロシアが射程距離に入る長距離ロケットシステムを支援する計画はないと明らかにした。
ロイター通信によると、バイデン大統領はこの日記者団と会い、ウクライナに対して長距離ロケットシステムの支援を準備しているかどうかを聞かれ「我々はウクライナに対してロシアを攻撃できるロケットシステムは供与しない」と答えた。
ウォロディミル・ゼレンスキー大統領をはじめウクライナ政府は、米国に射程距離が数百キロメートルに達する多連装ロケットシステム(MLRS)の支援を絶えず要請してきた。米国防衛産業企業のロッキード・マーチンが製作したM270 MLRSは射程距離が165キロメートル以上で、1分あたり最大12発のロケットを発射することができる。
これに先立ち、CNNとワシントン・ポスト(WP)は米国政府がウクライナにMLRSの支援を検討していると報じていた。26日、CNNは複数の消息筋を引用して、米国政府がウクライナにMLRSの支援を準備していて「軍事武器パッケージを提供する方向に議論が傾いている」と伝えた。WPも28日、米国政府が早ければ今週初めにウクライナ軍が保有しているロケットよりも射程距離が長いMLRSの支援を発表する予定だと報じたことがある。
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