Getty Images28日のチャンピオンズリーグ（CL）決勝リヴァプール戦に1-0で勝利し、4年ぶり通算14回目の優勝を果たしたレアル・マドリー。好守を連発して優勝の立役者となったGKティボ・ クルトワは、キャリア初のCL優勝に並々ならぬ意欲があったようだ。
2014年にはアトレティコ・マドリーのGKとして、レアル・マドリー相手にCL決勝を戦ったクルトワ。そのときには92分にDFセルヒオ・ラモスに1-1とされる同点弾を決められ、延長戦にさらに3失点を喫して優勝を逃した。以降CL決勝に縁がなかったベルギー代表GKだが、今季再び大舞台に立つと、攻守を連発して自らの手でビッグイヤーを手繰り寄せている。
試合後、スペイン『モビスタール・プルス』とのインタビューに応じたクルトワは、次のような感想を述べている。
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「僕たちは偉大な仕事を成し遂げた。最初のセーブで一気にゾーンに入り、その後マネ、サラーのシュートも止められた。今日、チャンピオンズを勝ち取ってやろうっていう僕の意欲を萎えさせる人は、誰もいなかった」
マドリーは翌日に祝勝会を行うことになるが、クルトワはそのために家族の大事なイベントを欠席することになるという。
「僕の家族はここに来ている。パートナーも両親も子供たちもここにいるよ。しかし兄弟には申し訳ないね。明日、結婚するんだけど、ちょっと行けないな。月曜の民事婚には付き添わせてもらうよ」
兄弟の結婚式参加の“ドタキャン”について、公の場であえて言う必要はあったのだろうか。天然で、少し嫌味ったらしいクルトワらしいと言えば、クルトワらしいのかもしれない。
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