Sunday, May 15, 2022

東レ“ウルトラスエード”の動画プロジェクト第3弾 現代の名工KOMAの松岡茂樹が考える“価値”とは? (PR) - WWD JAPAN.com

 東レは、人工皮革“ウルトラスエード®(Ultrasuede®以下、ウルトラスエード)”の公式ウェブサイトで、インタビュー動画「Beyond the Material」の第3弾を5月16日に公開した。「Beyond the Material」は、1970年にデビューした“ウルトラスエード”が50年以上育んだ“5つの価値観”を、同素材を採用する著名なクリエイターの声を通して解き明かしていくプロジェクトだ。

 第1弾は、“5つの価値観”のひとつ「東レの代表ブランドとして。」について、「エイポック エイブル イッセイ ミヤケ(A-POC ABLE ISSEY MIYAKE)」の宮前義之デザイナーが、第2弾は「技術革新で、無限の広がりへ。」について、米カリフォルニアのバークレーにある気鋭のデザイン会社、ビリオ(BILIO)の設立者、ビリー・スミス(Billy Smith)が登場した。

 今回の第3弾は、「お客様と価値を高め合う。」について、“現代の名工”家具職人であるKOMA(コマ)の松岡茂樹にインタビューを実施した。2003年に松岡が立ち上げたKOMAは、東京郊外に構える10人程度の小さな工房。家具市場の大半が工業製品で占める中、“一点もの作品のクオリティーを製品に”をコンセプトに、手仕事にこだわったモノ作りを世界に発信している。

 動画で松岡は「道具としての機能を追求し続けることで、美しいフォルムや高いクオリティーを実現している」と語る。こだわり抜いた末にたどり着いた素材が、“ウルトラスエード”だ。素材が持つ独特の質感や色、意匠性がKOMAのクリエイションに、さらに膨らみを持たせた。「触った瞬間に驚いた。生地が生み出す陰影がすごくきれいで、そこからインスピレーションを得た。さらに二次加工できるのも魅力だ。互いに同じ熱量で仕事ができ、高め合うことができる。本当に信頼できる素材だ」。

 “ウルトラスエード”は、ジャパンクオリティーの最先端素材として技術革新を繰り返しながら進化してきた高感度・高機能素材で、柔らかな風合いと手触りが特徴。天然皮革や合成皮革を超える特性を持った素材として、アパレルやバッグ、雑貨、靴、インテリア、自動車内装、コンシューマーエレクトロニクスなど、幅広い用途で採用されている。

 「Beyond the Material」は第4弾を5月30日、第5弾を6月13日に公開予定だ。今後も自動車や芸術大学といったさまざまな業界の先頭をひた走るクリエイターらが登場する。

問い合わせ先
東レ ウルトラスエード事業部
03-3245-5401

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