およそ800年の歴史がある高千穂の夜神楽の魅力に触れてもらおうと、9日夜、夜神楽とアートを融合させたユニークな催しが開かれました。
この催しは、高千穂町の神楽保存会などが町内の古民家で初めて開いたもので、地元の人など10人余りが見物に集まったほか、SNSでもライブ配信されました。
芸能の神の鈿女命による舞の演目など合わせて6番の神楽が披露され、かたわらでは、アーティストのKensukeTakahashiさんが、その様子を縦180センチ、横270センチのキャンバスにダイナミックに描きました。
岩戸に隠れた天照大神を外に誘い出すため、鈿女命が面白おかしく舞って場を盛り上げたさまを、現代の“音楽フェス”のイメージと重ね合わせたという絵を完成させていました。
観客は伝統的な夜神楽と現代のアートが融合した新しい世界観を楽しんでいました。
高千穂の夜神楽にひかれて町内に移住し、今回の催しを企画した日高葵さんは「現代アートと掛け合わせることで夜神楽の世界への間口を広げ、ファンを増やしていきたい。新たな可能性を広げつつ、伝統的な神楽を守っていきたい」と話していました。
からの記事と詳細 ( 高千穂の夜神楽とアートを融合させたユニークな催し 高千穂町|NHK 宮崎県のニュース - nhk.or.jp )
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