高病原性の鳥インフルエンザの発生が全国で相次ぎ、今月に入って隣の茨城県でも確認されたことを受けて、県は、100羽以上を飼育する県内の農場に対して「消毒命令」を出すなど対策を強化しています。
県によりますと、今シーズンは岡山県や北海道など5道県の養鶏場やテーマパークで鳥インフルエンザが発生していて、今月4日には茨城県かすみがうら市の養鶏場でも確認されています。
こうした状況を受け、栃木県は、100羽以上を飼育している県内の農場106か所に対し、知事による「消毒命令」を出して来年3月末までに農場を消毒するよう求めました。
このうち1万羽以上を飼育する46の養鶏場については、農林水産省が定めた衛生管理基準を順守しているか確認するため、県の職員による定例の立ち入り検査と指導を実施し、今月2日までにすべてで完了したということです。
このほか県は、来年3月までの間、県内に311あるすべての農場に対して、月に1度、農林水産省の基準を元に自己点検と結果の報告を求めています。
福田知事は、9日の定例記者会見で「10月中の発生はこれまでになく早く、警戒度を強めている。衛生基準を順守していない項目が見つかったら改めて立ち入り点検を実施するなど、予防措置を取っていきたい」と述べました。
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