日暮れの時間が早くなるいまの時期に増える夕暮れや夜間の高齢者の交通事故を防ごうと、大仙市ではコンビニエンスストアを訪れる高齢者に無料で反射材を配り事故防止を呼びかける取り組みを始めました。
この取り組みは、大仙警察署がJR大曲駅の近くにあるコンビニエンスストアと協力して行います。
17日は警察官が店を訪れ、コンビニのカウンターに反射材を置くとともに訪れた客に対して、夕暮れや夜間の事故に気をつけるよう呼びかけました。
警察によりますと、県内では16日までに交通事故は976件起きていて、このうち2割にあたる190件が夜間に発生しているということです。
店のオーナーの荒川英昭さんは「反射材をつけていない人が多いので、高齢者に配って事故防止に貢献したい」と話していました。
大仙警察署交通課の遠田一彦課長は「日没の時間帯が早まってきて、暗いところを歩く人もいると思うので、反射材をつけて安全に役立ててほしい」と話していました。
県内では、例年、日没が早まる来月にかけて、夕暮れの時間帯の事故が増える傾向にあります。
県警察本部によりますと、去年までの過去5年間に夕暮れの時間帯に起きた事故は1964件あり、このうち10月から12月の3か月間で34%を占めていて、4月から6月までの3か月間と比べると1.8倍多くなっています。
帰宅で歩行者や車の交通量が増える時間帯と暗くなる時間帯が重なることが影響しているということです。
このため、警察は、事故防止のため、ドライバーに対し早めに車のライトを点灯させたうえで適切に上向きと下向きを使い分けるとともに、歩行者に対してはドライバーがいち早く歩行者を見つけられるよう反射材をつけ、道路を渡るときは横断歩道を渡ることなどを呼びかけています。
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