Monday, November 28, 2022

「若い人に選ばれる町に…」結婚式を市が全面バックアップ 廿日市市 |FNNプライムオンライン - FNNプライムオンライン

ツイセキのコーナーです。廿日市市では市が全面的にバックアップして、手作りの結婚式を行っています。市役所が手厚くもてなすその理由を「ツイセキ」しました。

【五十川記者】
「廿日市市役所です。きょうは市役所に併設されたホールが1日限定の式典会場になります。ご覧ください。階段にレッドカーペットが敷かれています。とてもエレガントです」

式典の名前は「廿日市スタイルマリッジセレモニー」。ホームページなどから応募があった夫婦の門出を祝う手作りの結婚式です。地元に愛着を持ってもらおうと、廿日市市が6年前から行っている事業で、市の職員らが祝福のお手伝いをします。

【廿日市市プロモーション戦略課・米原真理さん】
Q今まで結婚式のお手伝いというのは?
「したことないです。職員みんな集まってきて、きっとみんなおめでとうございますの気持ちいっぱいだと思うので、それを感じてもらえたらうれしいです」

入籍したばかりの隴本航紀(うねもと こうき)さんと園子さん夫婦がきょうの主役です。

【隴本航紀さん】
「すごくこういう機会をいただけてありがたいなと思っています」

【司会アナウンス】
「いよいよ新郎新婦のご入場です。どうぞ温かい拍手でお出迎えください」

大学時代、先輩と後輩の間柄だったという2人。市役所職員でもある新郎の航紀さんが多くの人に祝福してもらおうと応募しました。
式場となったホールには昼の時間帯ということもあり、休憩中の職員や偶然居合わせた来庁者など150人が参列しました。
古くから木工の町として栄えた…廿日市。その歴史にちなみ、松本太郎市長が2人の名前と入籍日が入った木製の結婚証明書を手渡し、会場は祝福ムードに包まれました。

【新婦・園子さん】
「すごくいい町だなと思っているので長いこと、ここにいたいなという気持ちが増えました」

手厚いもてなしの背景には、転入してきた人に末永く定住してもらいたいという市の「思い」があります。

【廿日市市・松本太郎 市長】
「平成27年からずっと転入超過の状態が続いてきています。選ばれる町として非常に廿日市の評価が高まってきているんだろうと思っています。次世代を担う若い人に入ってきてもらいたいということで、いま力を入れています」

廿日市市では月に1組ほど結婚式を行う夫婦を募集していて、今後もこの事業を続けたいとしています。

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