Monday, November 14, 2022

結婚指輪を運ぶのは…イルカ! 新郎新婦の入場もジャンプで祝福 3年越し「ドルフィンウエディング」実現 | 鹿児島のニュース - 南日本新聞

新郎新婦の背後でジャンプするイルカ=9日、串間市のイルカランド

新郎新婦の背後でジャンプするイルカ=9日、串間市のイルカランド

 新型コロナウイルスの影響で結婚式を延期していた鹿児島県東串良町川東の畜産業、境敏成さん(33)と妻・梨穂さん(28)=旧姓山元=が9日、宮崎県串間市の志布志湾海の駅イルカランドでイルカが参加した結婚式「ドルフィンウエディング」を挙げた。2人は3年越しの夢を実現し、「最高だった」と感激した様子だった。

 2人は2019年11月に婚姻届を出し、記念になる結婚式を挙げたいと翌年6月にドルフィンウエディングを挙げる予定だった。待ちに待った式はイルカプールであり、昨年11月に生まれた長男の藍之介ちゃんや親族ら約20人が出席し、人前式で行った。

 新郎新婦の入場時にはバックでイルカが次々とジャンプして盛り上げ、誓いの言葉の際には鳴き声で“合唱”。指輪の交換は、プールの端からギフトボックスに入った指輪をイルカが運んで新郎に渡した。終了後、プールサイドでイルカと新郎新婦、親族が一緒に記念撮影した。

 ドルフィンウエディングは同ランドでは17年以来、3回目。敏成さんは「イルカがかわいかった。やってよかった」と満足げ。梨穂さんは「あんなにジャンプすると思わなかった。こんなにイルカに近づけることはめったにない。うれしかった」と笑顔だった。

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