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独ポルシェは2022年4月28日、スポーツカー「ポルシェ911」の新たなバリエーションモデル「911スポーツクラシック」を発表した。
伝説の911をモチーフに
911スポーツクラシックは、ポルシェのヘリテージデザイン戦略でリリースされる、4つのコレクターアイテムのひとつ。2020年に発表した「911タルガ4Sヘリテージデザインエディション」に次ぐ2番目のモデルとなる。
そのエクステリアは、2009年に発表されたタイプ997ベースの911スポーツクラシックと同様に、1964年から1973年までの911、なかでも“ナナサンカレラ”と呼ばれる「911カレラRS 2.7」をモチーフにデザインされている。ボディーシェルは「911ターボ」用のワイドボディー。“ダックテール”と呼ばれるデザインの固定式リアスポイラーとダブルバブルルーフが外観上の特徴となっている。
車体色には「スポーツグレーメタリック」のほか、「ソリッドブラック」「アゲートグレーメタリック」「リンドウブルーメタリック」もラインナップ。ボンネット、ルーフ、リアスポイラーには「ライトスポーツグレー」のツインストライプが添えられ、スポーティーなムードを醸し出す。
一方インテリアは、ツートンカラーのセミアニリンレザー(ブラック×クラシックコニャック)張り。ドアパネルとシートのセンターは、「ペピータ」と名づけられた千鳥格子のパターンになっている。専用デザインの7インチディスプレイが備わるメーターパネルは、クラシックスタイルの指針を組み合わせたアナログ式タコメーターや、「ポルシェ356」のものをイメージしたという緑色のレタリング、「Sport Classic」ロゴがポイント。そのほか、車両番号が記されたゴールドの限定版バッジや革張りのサンバイザーも備わる。
パワーユニットは最高出力550PSを発生する、3.7リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンで、オートブリップ機能付きの7段MTを介して後輪を駆動する。新型911スポーツクラシックは、マニュアルトランスミッションの911としては最もパワフルなモデルと位置づけられる。足まわりは、911ターボや「911カレラGTS」のサスペンションがベース。ポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)は標準装備されている。
911スポーツクラシックのスタート価格は、27万2714ユーロ(およそ3730万円)。オーダーの受け付けは始まっており、2022年7月以降、欧州を皮切りにデリバリーが開始される。
(webCG)
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