財津さんは熊本県出身で、高校卒業後に上京したあと、劇団などでの活動を経て、1964年、大阪の吉本新喜劇に入り、笑いの世界で頭角を現します。
1966年には、藤田まことさんが主演のコメディー番組「てなもんや三度笠」に出演し、甲高い声で「キビシーッ」と叫ぶ独特のギャグで人気を集めます。
その後は、演技の幅を広げ、映画やドラマ、ミュージカルなどで俳優として活躍するようになりました。
1995年には脳内出血で倒れますが、翌年に放送されたNHKの大河ドラマ「秀吉」で復帰し、竹中直人さん演じる秀吉の義父とされる役で話題を呼んだほか、2004年の連続テレビ小説「天花」では、ヒロインを見守る祖父を演じました。
また、歌も得意としていて、「ピアノ売ってちょーだい」と財津さんがコミカルに歌うコマーシャルは、20年以上にわたり放送されました。
財津さんの事務所によりますと、この10年ほどは新たな仕事はほとんど断っていたと言うことですが、ことし7月までは友人とゴルフに行くなど元気に過ごしていたということです。
しかし、家族によりますと、9月から体調を崩し、10月14日、慢性心不全のため東京の自宅で亡くなりました。
通夜は18日に、告別式は19日に執り行われたということです。
89歳でした。
2023-10-19 09:45:06Z
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