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結婚式のお祝いをめぐって、モヤモヤした経験をもつ人は意外と多いようだ。60代前半の女性(千葉県/サービス・販売・外食/年収100万円未満)もその一人だ。「もう20年前」のことだというが、当時のエピソードを綴ってくれた。(文:長田コウ)
「中学の友達の結婚が決まったのでお祝いに何が欲しいと聞いたら『食器が欲しい』と言われたのでプレゼントしました」
真夏なのに「着物着てきて」と言われ、夏の訪問着を慌てて作った
女性が「当時呉服屋に勤めていた」ためだろうか。友人は真夏にもかかわらず「(結婚式に)着物着てきて」と言ったという。
「夏の訪問着を持っていなかったため、慌てて作りました。ご祝儀3万包みました」
と、女性が友人の結婚式のために、尽力したことが窺える。友人の態度に違和感を覚えたのは、それから数年後、女性の「結婚が決まり招待」したときのことだった。
「プレゼントはないし、ご祝儀は2万円でした。子どもがいるならしょうがないと思いますが、その友達は子どもはいないし自分の両親と住んでおり……」
お祝いが平等ではなかったのだから、不快感が生まれるのも仕方ない。
「納得がいかず、しばらく年賀状が来てましたが、私が出さなくなったので来なくなりました。私は『もらったらその分返す』という考えだったので、いまだに連絡してません」
いくら友人といっても、価値観が合わないこともある。無理をしてまで合わせ、付き合う必要はないだろう。
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10/22 06:00
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