〜「公」の社会課題に 私たちは何ができるか 〜
皆さんは、「不安な個人、立ちすくむ国家」を覚えていますか?
「不安な個人、立ちすくむ国家」とは、今後私たちが立ち向かうべき課題について中長期的な視点で考えることを目的に、20代・30代の省内若手有志30名によって作られたレポートです。
まさに、経産省の若手が「日本やばい」をまとめた資料ですが、今回は、このレポートをもとに、「公」の課題をどのように「個」が担っていくべきか、皆さんと一緒に考えていきます。
日本の「公」の課題が解決できるかどうかは、官ではなく私たちの肩にかかっている理由とは?
本レポートの中には、今後「公」の課題を全て官が担うのではなく、意欲と能力ある個人が担い手にならなければならない、という提言があります。本来、「公」の課題こそ、多くの個人が生きがい、やりがいを感じられる仕事であり、潜在的な担い手は大勢いるはずです。
<公の課題を個人が担った「道路工事」の事例>
長野県下條村では、かつては農道や村道の舗装や補修を住民が行政に陳情し、実際の整備まで1年かかっていました。財政悪化の中、村長のリーダーシップで、資材は行政から提供する代わりに住民にも道路工事に従事してもらうことに。今では年間50件ほど住民が自ら工事を行なっています。これにより、住民の交流が活性化し、また、浮いた財源を子育て支援に回した結果、出生率も向上(1.80から2.04へ改善)しました。
私たちの身の回りは「公」の課題で溢れている
超高齢化社会、非正規雇用・教育格差と貧困の連鎖、居場所のない定年後、など私たちの身近には、様々な社会課題が潜んでいます。今回は、以下の5つの中から1つのテーマに絞って60分の中で講義とディスカッションを行います。
・「個」が担うことを期待されている「公」の課題
① 超高齢化社会:嵩む社会保険とそれを支える「超少数」現役世代
② 活躍の場がない若者:社会貢献の意識高い若者多いが、実際世の中を変えられるとは思っていない。
③ 居場所のない定年後:健康寿命は世界一、定年後も働く意欲のある人6割。一方実際に仕事できている人は1割の乖離。
④ 情報の多様化 〜SNSとの付き合い方〜:目に入ってくる情報には、実は大きな偏りがある。
⑤ 非正規雇用と貧困の連鎖:非正規の年収は正規の3分の1
*テーマは、当日の参加者と多数決の上決定します。
■ 内容
・テーマに沿った社会環境や政府の施策などを学びながら、後半30分は参加者全員でディスカッションを行います。
■ 対象
・20代〜60代(18歳以上の学生も大歓迎です)
■ こんな方にオススメ
・今の日本について他世代の考えに触れてみたい方
・違う世代の価値観を学びたい方
・今後の人生の生き方について、様々な考え方に触れたい方
・「不安な個人、立ちすくむ国家」に興味がある方
・日本の今後についての改善策をみんなで模索したい方
■ イベント概要
開催:8/19(木)19時〜20時 もしくは 8/28 (土) 14時~15時
参加費:無料
形式:オンラインイベント
■ 参加方法
当社のイベントページ(https://www.over20-company.com/webinar)からご参加ください。
オンライン配信(Zoom)
※申込後、登録いただいたメールアドレスに参加用URLが配信されます。
■ 参加上のお願い
誰もが発言しやすい環境づくりにご協力ください。
世代や社会ステータス、育ってきた背景が異なる皆様に発信・異なる価値観の認知・受容・思考していただく機会を提供したいと考えています。そのため、皆様が気持ちよく話し合えるように、どうすれば参加者全員が話しやすい環境になるか、考え意識しながらイベントをお楽しみください。
【注意事項】
・お申し込み後、ご入力いただいたメールアドレス宛に当日のイベント参加用URLをお送りいたします
・当イベントではZoomを利用いたしますので当日は安定したwifi環境でご参加ください
からの記事と詳細 ( 【経産省若手プロジェクト】不安な個人、立ちすくむ国家をもう一度考える ~「公」の社会課題に対して 私たちは何ができるか ~ - PR TIMES )
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