Tuesday, August 17, 2021

現代日本の肖像を通して、未来を考える写真アワード「Portrait of Japan」受賞者決定! | NEWS - IMA ONLINE

IMAでは今夏、「Portrait of Japan」は、ポートレイト写真の力を通じて、現代の日本を構成する人たちの肖像を写し出す、公募による写真アワードのプロジェクトを開催。ホンマタカシ片山真理ヘレン・ファン・ミーネ、奥山由之、アレック・ソスといった 5名の写真家を審査員に迎え、2020 年以降に撮影された日本を拠点とする人たち、海外を拠点とする日本にゆかりがある人たちのポートレイト写真を募集した。国内外から集まった多数の応募作品の中から、それぞれの審査員が1作品ずつ選出し、Shiori Akiba(ホンマタカシ選)、齊藤幸子(片山真理選)、卞敏(ヘレン・ファン・ミーネ選)、頭奈津子(奥山由之選)、永田風薫(アレック・ソス選)の5名がグランプリを受賞。また、そのほか約50作品もショートリストにノミネートされた。

パンデミック中に生まれた命、認知症の父、脱毛しない妹、農業従事者、布を織る職人、東京の街を守る警備員、日本で暮らす外国人留学生や移民など、現代の日本をかたちづくる人々を被写体にしたポートレイト写真は、何よりも雄弁に現代という時代を表している。

フォトジャーナリズム界最古の歴史を有する雑誌『British Journal of Photography』などを刊行するイギリスのメディア「1854 Media」が運営している写真アワード「Portrait of Britain」の日本版として開催されたこのプロジェクト、グランプリ作品及び入賞作品は、特設サイトと小冊子で紹介されるほか、エムシードゥコー株式会社のご協力のもと、8月16日(月)より二週間の予定で渋谷周辺エリアをはじめとする都内各所の屋外サイネージでも展示予定。ポートレイトを通して、私たちの未来に思いを巡らす機会を創出する。

▼屋外サイネージ 受賞作品展示スポット
渋谷・西武百貨店前、渋谷駅前、神南一丁目など、渋谷周辺エリア6カ所のバス停にあるデジタルサイネージ10スクリーン。

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