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「クイズ面白ゼミナール」などの司会で活躍し、著書「気くばりのすすめ」がベストセラーになった元NHKアナウンサーの鈴木健二(すずき・けんじ)さんが3月29日、老衰のため福岡市の病院で死去した。95歳だった。葬儀は近親者で済ませた。喪主は妻栄子(えいこ)さん。
東京都出身。青森・弘前高を経て東北大(仙台市)を卒業し、テレビ放送開始前年の1952年、NHKにアナウンサーとして入局。東海道新幹線の開通や、アポロ11号による人類初の月面着陸など歴史的な中継を担当した。「こんにちは奥さん」「歴史への招待」などの教養・バラエティー番組で達者な司会や博識ぶりで人気を集め、「クイズ面白ゼミナール」は最高42.2%の高視聴率を記録。紅白歌合戦の司会も3回務め、「NHKの顔」として親しまれた。
著書も多く、82年に刊行した「気くばりのすすめ」は国民的な大ベストセラーになった。
チーフアナウンサーから、専門職では初めて理事待遇に昇格した。88年のNHK退職後は熊本県立劇場や青森県立図書館・近代文学館の館長などを歴任した。映画監督の故鈴木清順さんは兄。
2024-04-03 09:44:00Z
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