日本高校野球連盟は1日、日本学生野球憲章に違反する行為が疑われる事案に関して、報告の2度にわたる求めに応じなかった盛岡誠桜高(岩手)の野球部指導者に対して、日本学生野球協会の審査室へ処分を上申すると発表した。同日、大阪市内で開いた第1回全体審議委員会で決定した。
これまで日本高野連は同校に対して厳重注意をしてきたが、報告の期限だった2月26日を過ぎても同校は報告に応じていない。注意及び厳重注意に従わない場合に下される処分には、謹慎、対外試合の禁止、登録抹消・登録資格喪失、除名(処分対象者個人)の4種類。5日に審査室会議が開かれる予定。
日本高野連は岩手県高野連から、盛岡誠桜で(1)3年生部員1人の飲酒行為(夏の大会終了後、8月15日)(2)野球部指導者による一般生徒への暴言・ハラスメント行為(3)複数の野球部指導者による野球部員への暴言・ハラスメント行為があったとの報告を受けている。
同校は報告をしない理由として、岩手県高野連に、すでに校内で引退届を提出していた野球部員が飲酒・喫煙行為に及んでいたとしてもそれが高野連への不祥事報告の対象外などと主張しているという。また、同校から県高野連に今年2月23日付で野球部長を附田政登校長に変更する申請があったとしている。
関連キーワード
からの記事と詳細 ( 高野連、盛岡誠桜高の野球部指導者に対して審査室へ処分上申 憲章違反疑いの行為に関して報告に応じず:中日 ... - 中日新聞 )
https://ift.tt/m94Guz2
0 Comments:
Post a Comment