ブリュッセル=森岡みづほ
パレスチナ自治区ガザ地区で深刻な飢餓の懸念が広がるなか、イスラエルは国際司法裁判所(ICJ、オランダ・ハーグ)に対し、「イスラエルは課題に対処するため、一貫して多大な尽力をしている」とする見解を書面で示した。
書面は15日付で、18日になって公開された。南アフリカがイスラエルを相手取った訴訟で今月、ICJに対して軍事行為の停止やガザ地区の封鎖の解除といった追加の暫定措置を求めたことを受けたもの。イスラエルは「(追加措置を必要とするような)状況の変化はない」と訴え、「ジェノサイド(集団殺害)条約と裁判所の乱用だ」と反論している。
ICJは1月、イスラエルに対し、暫定措置としてジェノサイドを防ぐ「全ての措置」を講じるよう命じた。だが、南アフリカは「全面的な飢餓の脅威が現実のものとなっている」として、新たな審理を開くことなく、追加の暫定措置命令を出すようICJに求めていた。
イスラエルは反論書面で、米…
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