結婚式の花束として人気がある「ピュアブルー」という花の出荷が高知県芸西村で盛んに行われています。
「ピュアブルー」は、５枚の青い花びらが星のように見える中南米原産の花、「ブルースター」の一種で、「信じ合う心」という花言葉から結婚式の花束として人気があります。
芸西村では「ピュアブルー」を１７年前から栽培していて、現在、８軒の農家が年間およそ４００万本を出荷しています。
このうち、吉永孝司さん（４８）の広さおよそ６０アールの農業用ハウスでは、吉永さんと家族、それに外国人技能実習生が朝早くから「ピュアブルー」を摘み取っています。
摘み取ったピュアブルーは、１０本１束にして長さ５０センチほどに切りそろえたうえで、触った人がかぶれないように切り口を真水と塩水で丁寧に洗って出荷します。
吉永さんは「大きい台風の被害も無く順調に来ています。花言葉が『信じ合う心』なので、この花をプレゼントして、心をつなぐようなシチュエーションで使われるとうれしいです」と話していました。
芸西村での「ピュアブルー」の出荷は来年の６月中旬ごろまで続くということです。
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