3月5日の「日曜日の初耳学」では、芸能人が気になる天才をプレゼンする新企画「初耳ギフテッド」を放送した。
今回登場したのは21歳のピアニスト・紀平凱成(きひら・かいる)、19歳にして世界No.1のダンサー・THE D SoraKi、そしてSNSで人気に火がついた写真家・tat。3人の天才アーティストが繰り広げた圧巻のパフォーマンスに、スタジオ陣も大感激!
■脳裏の映像を美しい調べに...21歳天才ピアニスト
21歳の天才ピアニスト・紀平凱成は「曲想=曲への理解のレベルがほかの人とは違う」と林修先生も驚嘆してやまない才能の持ち主だ。
幼少期に、発達障害と診断された。当時から耳で聴いた音を演奏で再現できる絶対音感の持ち主で、17歳で大学卒業に相当するイギリス「トリニティ・カレッジ・ロンドン」の音楽試験に合格、卒業資格を飛び級で取得した。
作曲も手掛け、その数は5,000曲以上。鍵盤は使わず、頭の中で曲を完成させる。初めて作曲したのは5歳の時で、2021年には演奏した曲が東京パラリンピックの開会式で使用された。
風や鳥の鳴き声など、自然の音や風景に着想を得て曲を作ってきた。林先生の「どんな瞬間にイメージが湧いてくるんですか?」の質問には「自然の中に行ったり感動した時かな。家にいる時にパッと浮かぶ時もあります」と答えた。
スタジオでは、オリジナル曲「Blue Bossa Station」と、目黒蓮が主演したドラマ「silent」の主題歌「Subtitle」のピアノアレンジを披露。脳裏に浮かんだ映像を音楽で表現する紀平凱成の美しい調べに、スタジオ中が聴き入った。
■「ライバルは自分」ストイックな世界No.1ダンサー
澤部祐が「毎日見てます!」と熱く紹介したのは、19歳のフリースタイルダンサー・THE D Soraki。4歳でダンスを始め、曲に合わせて即興で自由に踊るフリースタイルダンスを得意とするダンス界のギフテッドだ。
昨年のフリースタイルダンス世界大会では、伝説級といわれる大会No.1パフォーマンスを披露し19歳で世界チャンピオンに輝いた。この時のパフォーマンスの凄さを、Snow Manの振付師としても活躍するレジェンドダンサー・YOSHIEさんは「即興で流れてきた曲のドラム音を完璧に捉えたムーヴ(一連の動き)。音楽を視覚的に浮き彫りにした高次元ダンス」と解説する。
澤部が「同世代にライバルは?」と尋ねると「ライバルはいないです。ライバルなんてくだらなくて。『自分だろ!ライバルって』ってみんなに言いたいです」ときっぱり。常に進化し続けるストイックなアーティストの顔を覗かせた。
■「死ぬ気で準備しています」次世代写真家が見せたプライド
=LOVEの大谷映美里がプレゼンしたのは、トヨタやSAMSUNGなど世界の有名企業からオファーが殺到する次世代写真家・tat。
スタジオの中島健人も「リアルとフィクションが織り交ざったような写真を撮られる方で、1枚の写真で映画を見たような気持ちになれる」と注目するTatは、アメリカ留学中に独学で写真を学び、何気なくInstagramに投稿した写真がきっかけでプロとして活動をスタートさせた。
幻想的なムードが彼の写真の魅力。頭の中に描いた世界観を表現するため、太陽光の位置や湿度など撮影場所の"天気"に徹底的にこだわる。1か月以上現地に滞在して撮影することもあるという。
そこまで徹底的に準備をするのは、作品のオリジナリティを追求するため。「SNSの普及もあって、アマチュア・プロ関係なく誰にでもチャンスがある。でも、オリジナリティを追求していかないと、飽きられちゃう。その"生存競争"を勝つために、死ぬ気で準備してます」と熱く語った。
スタジオでは、収録前にtatがスタジオの隅で撮影したという大谷のポートレート写真も登場。背景の照明を活かした幻想的な写真に、スタジオメンバーからも驚きの声が上がっていた。
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「日曜日の初耳学」はMBS/TBS系で毎週日曜よる10時放送。
公式HPはこちら。
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