歌手で俳優、西郷輝彦さん(享年75)の訃報が流れた21日、家族がSNSで追悼。長女のタレント、辺見えみり(45)はこの日夜、インスタグラムで死去前夜、ミュージシャンの兄、辺見鑑孝(のりたか、48)と病室を訪ねたと明かし、「最後まで父は、かっこいい役者でした。」とたたえた。えみりの異母妹で末娘の女優、今川宇宙(うちゅう、25)はブログで「今は胸が張り裂けそうなほど苦しく、悲しい」と吐露。元妻の歌手、辺見マリ(71)も故人に思いをはせた。
最愛の父の訃報が発表されてから約10時間後の21日夜、えみりがインスタグラムに故人に肩車される幼い姿の写真を掲載し、西郷さんとの〝最後の時間〟をつづった。
死去前日の19日に兄の鑑孝と対面が叶ったといい、言葉こそ交わせなかったが、ジェスチャーで父と会話。その後、「お互い無言のまま見つめ合いました」と告白し、「父の瞳はとても綺麗で、この人の血を受け継ぐことができて、そして子供に生まれてきて本当によかったと心から感謝しました」とあふれる思いを吐露した。
えみりは西郷さんと辺見マリとの長女。4歳で両親が離婚後、母に育てられ、父との初共演は2018年6月放送のフジテレビ系「ダウンタウンなう」でようやく実現した。「一緒にいる時間が少なかったのですが、父の生き様で色々なことを教えてもらいました」と同じ芸能界で生きた日々をなつかしみ、「最後まで父は、かっこいい役者でした。お父さん、お母さんと出会ってくれてありがとう」と感謝。「痛みから解放されて、ゆっくり休んでください」と10年に及ぶ闘病生活を送った父をねぎらった。
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2022-02-21 20:00:03Z
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