Sunday, October 10, 2021

F2戦闘機、操縦席むき出しのまま緊急着陸…スクランブル中に「キャノピー」落下 - 読売新聞オンライン

 10日午後0時50分頃、福岡県朝倉市の山間部上空を飛行していた航空自衛隊のF2戦闘機から、操縦席を覆う透明の部品「キャノピー(風防)」が脱落した。同機は操縦席がむき出しになった状態になり、約15分後、築城基地(福岡県)に緊急着陸した。パイロット1人にけがはなかった。落下したキャノピーは重さ約90キロで、防衛省は被害がないか確認している。

 同省によると、F2は同基地所属で、同日午後0時45分頃、領空侵犯の恐れがある航空機に対して緊急発進(スクランブル)していた。キャノピーは長さ約150センチ、幅約90センチ、高さ約80センチで、アルミニウム製の枠にアクリルガラスが取り付けられている。操縦席付近に装備されていた重さ約480グラムの緊急脱出用はしごも落下した。スクランブルの任務には別の戦闘機が対応した。

 同省で落下した部品を捜索している。岸防衛相は10日夜、自衛隊の全ての航空機に対して、異常がないか点検するよう指示した。

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