誤解を招く恐れがあるツイートに対して、わかりやすい情報をメモとして残せる新機能「Birdwatch」の導入テストが行われています。情報を示すだけならリプライでも可能ですが、Birdwatchは残したメモに対する評価ができ、コミュニティ主導で「正しい」情報を示せるよう設計されています。
Introducing Birdwatch, a community-based approach to misinformation
https://blog.twitter.com/en_us/topics/product/2021/introducing-birdwatch-a-community-based-approach-to-misinformation.html
「Birdwatch」がどんな機能なのかということが端的に分かるムービーが公開されています。
発端は「クジラなんてウソだ!あれは政府が我々を監視するためのロボットだ!!」というツイート。
ときに、こうしたツイートが激しく拡散されることがあります。
すると「これは本当。おじさんから聞いた」と同意見の人が登場。
「勘弁してくれ、まったくのウソだ」
「イルカも信じられない……」「自分で調べて、自分で考えろ」とさまざまな意見が飛び交うように。
そして、完全にカオスと化すリプライ欄。
「ネット上で見たことを信用してはいけない」
ということで登場したTwitterの新機能が「Birdwatch」。
ツイートの右上にある三点アイコンをタップし……
メニュー最下部の「Contribute to Birdwatch」をタップ。
すると、該当するツイートにどういう誤情報が含まれているのかを選択するチェックボックスが現れます。今回の事例だと「It presents an unverified claim as a fact(事実として検証されていない主張の提示)」「It is a joke or satire that might be misinterpreted as a fact(事実と誤解されかねないジョークや風刺)」だということでチェックを入れます。
続いて、大多数の人がこのツイートを信じたときの影響を「Little harm(あまり害はない)」か「Considerable harm(かなり有害)」から選択。
最後に、他の人がこのツイートを見た時に「なぜ誤情報なのか」の参考になる証拠を示します。
こうして投稿されたメモに対しては「役に立ったかどうか」「このメモの結論に賛成かどうか」が投票され、メモ自体の評価も行われます。
Birdwatch機能は、まずはアメリカのユーザー向けにテスト導入中です。
Birdwatch / Twitter
https://twitter.com/i/birdwatch/country-unavailable
Signing up | Birdwatch Guide
https://twitter.github.io/birdwatch/contributing/signing-up/
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