俳優の窪塚洋介が24日、都内で行われた映画『破壊の日』の初日舞台あいさつに出席。コロナ禍で暗くなる世の中のムードへ「そんな暗くなるのやめましょうよ!」と“窪塚節”で喝を入れた。
自粛期間中の約3ヶ月は「暇だった」という窪塚。今作のメガホンを取った豊田利晃監督から「何かを壊したいという怒りの気持ちを感じた」と語ると「俺は、何に怒ってるのかなと考えたら、今のムードというか、空気というか。これあんま言っちゃいけないのかな…。でも(言って)いっか。『そんな暗くなるのやめましょうよ!』って。自分の好きな映画だったり、音楽だったり。だって病は気からなんですもん。『そこを削ぐなよ!』というのを常々感じていました」と胸の内を語り尽くした。
共演の松田龍平は「こういう時代で思うところもありますけど、こうやって呼んでもらえて本当にうれしかったし、すごく元気をもらいました」と笑顔を見せ「こうやって映画が公開できて、幸せです。ソーシャルディスタンスを続けていきたいと思います」と、マイペースに喜びをにじませていた。
同映画は、7年前に炭鉱の奥深くで怪物が見つかった村が舞台。疫病のうわさが広がり疑心暗鬼に陥る人々と、生きたままミイラと化しこの世を救う“即身仏”になろうとする春野賢一の姿を描く。
舞台あいさつにはそのほか、渋川清彦、マヒトゥ・ザ・ピーポー、イッセー尾形、長澤樹、大西信満、飯田団紅が出席。主演の渋川は「この不自由な世の中、本人が変なことと思ってなく言っても叩かれることがある。でも映画の中では、いろんなことが自由。楽しんでもらえたら幸いです」と呼びかけた。
2020-07-24 09:19:00Z
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