豊島将之名人(30)=竜王とあわせ二冠=に渡辺明二冠(36)が挑戦している第78期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第4局は28日午前9時、東京都文京区のホテル椿山荘東京で再開された。
1日目の27日は、相矢倉から両者が互いの守りの金をはがす激しい展開になった。28日朝の再開後は1時間の昼食休憩、夕方の30分の休憩を挟んで指し継がれ、夜までに決着する見込み。(村上耕司)
名人に「常温の水」の気配り
ホテル椿山荘東京内の料亭「錦水」で接遇を担当する當間(とうま)有美子さんは、この10年ほど、将棋名人戦の対局室で対局者にお茶や冷たいおしぼりを出す役目を担い続けてきた。コロナ禍で延期になったものの、今期の第4局がホテル椿山荘東京で実現したことを「うれしく思っています」と笑顔を見せた。
拡大する将棋名人戦の対局者を迎え続けてきた當間有美子さん=2020年7月27日午後、東京都文京区のホテル椿山荘東京、佐藤圭司撮影
「対局者が少しでも過ごしやすいように」と心がけてきた。例えば、盤側のお盆の上の配置は、対局者ごとに好みがあるという。「それを覚えて、2回目からは、そのようにセッティングします」。飲み物の好みも、人それぞれだ。「今回は、渡辺挑戦者には冷たい飲み物をご用意するようにしています。ほうじ茶は氷入り、お煎茶も冷たいもの。一方、豊島名人には、常温の水などをご用意しています」
これまで、たくさんの対局者を迎えてきたが、特に心に残っているのは羽生善治九段(49)という。「何度も名人戦で来ていただきましたし、勝たれた後の笑顔が、本当に素晴らしくて」と當間さん。
當間さんだけでなく、「錦水」担当の接客支配人の俵木章浩さん(67)ら、将棋名人戦の一行と顔なじみのスタッフもいて、変わらない笑顔で対局を支えてくれている。(佐藤圭司)
10:00
渡辺二冠は定番を選択
朝のおやつは、渡辺挑戦者が飲み物としてアイスコーヒーを注文した。渡辺挑戦者のアイスコーヒーは、今期名人戦では、すっかり定番となっている。
拡大する挑戦者の渡辺二冠が注文したアイスコーヒー=迫和義撮影
9:20
「えっ、歩を?」斬り合いに驚き
「えっ、歩を打ったんですか」
渡辺挑戦者の71手目▲2二歩…
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2020-07-28 00:40:00Z
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