第78期将棋名人戦七番勝負(朝日新聞社、毎日新聞社主催、大和証券グループ協賛)の第4局が27、28の両日、東京都文京区のホテル椿山荘東京で指され、挑戦者の渡辺明二冠(36)が豊島将之名人(30)=竜王とあわせ二冠=に101手で勝ち、2勝2敗のタイに戻した。終盤、形勢の針が揺れ動く中、豊島が好機を逃したのはなぜか。背景には、実戦ならではの両対局者の心理があった。
本局の戦型は、今シリーズ初めての「矢倉」。定跡形とあって1日目から局面が進み、2日目の午前の時点で終盤戦に突入。双方が技を繰り出しながら、相手玉にいかに速く迫れるかを競っていた。
A図は豊島が△8六歩と歩を突いて攻めたのに対し、渡辺が▲3三金と王手をかけた87手目の局面。ここが大きな分かれ目だった。
豊島は△5三玉を選んだが、こ…
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2020-07-29 23:00:00Z
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