Sunday, February 19, 2023

黙祷中も侮辱を受けたヴィニシウス…アンチェロッティ「ヴィニに対してではない。トルコとシリアに対して敬意を欠いている」 - サンスポ

黙祷中も侮辱を受けたヴィニシウス…アンチェロッティ「ヴィニに対してではない。トルコとシリアに対して敬意を欠いている」

18日のラ・リーガ第22節、敵地エル・サダールでのオサスナ戦に2-0で勝利したRマドリード。カルロ・アンチェロッティ監督は試合後、FWヴィニシウス・ジュニオールが黙祷中にもエル・サダールの観客から侮辱的な言葉を浴びせられたことに憤りを表している。

後半にMFフェデ・バルベルデ、MFマルコ・アセンシオがゴールを決めて、アウェーの地で勝利をつかんだマドリー。しかしヴィニシウスはまたも侮辱や挑発の標的となり、トルコ・シリア大震災の被害者への黙祷が行われた際にも、侮辱の言葉を浴びせられていた。

試合後、アンチェロッティ監督は観客のそうした振る舞いについて憤りを隠さなかった。

「ヴィニシウスのマークはどうだったか? オサスナは競争的なフットボールで、激しく戦う。しかし正しいプレーをしていた。だが、黙祷中は別だ。あれはヴィニシウスに対してではなく、トルコとシリアへの敬意を欠いていた」

ヴィニシウスはバルベルデのゴールをお膳立てするなど、好プレーを連発していた。

「彼はいつだって違いを生み出す選手だ。傑出した試合を演じたよ。本当に並外れていて、攻撃を、ドリブル突破を決して止めることがない。あれほど継続的なプレーができるのは感動的だ。ほかの選手たちが消耗しているとき、彼のインテンシティーは逆に上がっているんだよ」

アンチェロッティ監督はその一方で、途中出場から1アシストを記録したU-20ウルグアイ代表の18歳FWアルバロ・ロドリゲスにも言及。カスティージャ所属FWが今後もトップチームの助力になるとの見解を示している。

「彼がこのチームの未来の9番か? そう口にするのは難しいが、素晴らしいクオリティーを備えている選手だ。背がとても高く、ボールを巧みに扱え、ヘディングもうまい……。若手にとってマドリーの試合に入り込むのは難しい。冷静でなければ自らゴールを狙ってしまうだろう」

「今季、彼が私たちの助けになることを確信しているよ」(Goal.com

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