俳優の井上真央が主演を務めるTBSドラマ「100万回言えばよかった」が2023年1月13日(金)22時にスタート。
本作は主人公の相馬悠依(井上真央)と幽霊になってしまった恋人の鳥野直木(佐藤健)、その2人をつなぐ刑事の魚住譲(松山ケンイチ)の3人が描くファンタジーラブストーリー。共演はシム・ウンギョン、平岩紙、春風亭昇太、荒川良々ら。脚本は安達奈緒子が担当する。
本記事では、第6話をCINEMAS+のドラマライターが紐解いていく。
「100万回言えばよかった」第6話レビュー
第6話は莉桜(香里奈)が生前の涼香(近藤千尋)との会話シーンからはじまった。会話から涼香は「ちぃちゃん」という人からお金をもらっていることがわかる。
ちぃちゃんという人物はいったい誰のことをいっているのか?
悠依(井上真央)が幸せになるにはまず自分が成仏すべきだと考えた直木(佐藤健)は幽霊の先輩、樋口(板倉俊之)と一緒に街頭で「幽霊の人、いませんか?」「成仏する方法を教えてください」と通行人に問いかける。
よくよく考えるとすごい問いかけだ。
当然筆者はそんな問いかけをする人を今だかつて見たことがない。
街の人たちも直木らの姿が見えないようで素通り。
しかし、1人だけしっかりと2人をみつめている謎の女性(菊地凛子)が……。
この女性、後半にも直木の前にちょろちょろ現れるが誰かはわからない。
幽霊が見える魚住(松山ケンイチ)の姉、叶恵(平岩紙)に頼ることにした直木はいろいろと相談することに。
「そもそもなんで俺は消えずにいるんですか?」の問いには
「思い残しがあるからかな? 自分の死に対してちゃんと腹落ちしたい。そういう思いが強いから念が残っているんだと思う」と叶恵は推測した。
直木は自分の“思い残し”が何かを自問自答していた。
悠依のことが心配なことに加え、生前自分の思いをきちんと悠依に伝えていなかったことは心残りになっていると話した。
直木と魚住を心配そうに見送る叶恵の表情もまた何かを含んでいた。
前回に続き、直木のお店のオーナー英介(荒川良々)の表情が怪しい。
悠依が直木はこの世にまだいることを伝えると驚きを隠せない様子。
そして、
「事件のことを(直木に)聞けば、殺した人のことわかるじゃない?」の問いに悠依が
「それが死んだ時の記憶は残っていないみたいで……」と話すと、少し安堵した様子を見せた。
子ども達にも優しく人の良い英介が事件に関係しているとは思いたくないが、どうだろうか。
悠依と直木の見守り役に徹していた魚住だが、ここにきて悠依にひかれている自分に気づく。
その思いは直木にも気づかれ、二人は少しずつ微妙な関係になってきたような……。
直木のファインプレイで涼香を殺した犯人が判明。
田中希也(永島敬三)だ。
この人物、悠依の自宅に盗聴器を仕掛けた?
そして、「知り過ぎた」悠依も希也に命を狙われるかもしれない。
ラストシーンで莉桜と悠依が“きちんと”会えると思ったら、黒塗りの車が莉桜の前に停車。
中から少女たちにお菓子作りを教えている武藤千代(神野三鈴)が現れた。
千代の姿を見た莉桜は「ちぃちゃん……」と言って固まる。
目の前に会いたかった悠依がいるというのに千代の「入りなさい」という言葉に促され、すっと車に乗り込んでしまった莉桜。
ちぃちゃん、って何者?
そしてとっても怖いんですけど……。
悠依を助けにきてくれた魚住の息が荒い。
魚住の体に異変が起こっているようだ。
大丈夫か、魚住!
菊地凛子が演じる謎の幽霊の存在もまだまだ謎だ。
第6話での登場時間は1,2分だった気がするが、その存在感たるや!
彼女は直木の救世主となるのか?
これで役者は揃ったのではないだろうか。
後半戦の展開が非常に気になる。
次週も腰を据えてじっくり考察したいと思う。
(文:駒子)
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2023-02-18 00:10:02Z
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