令和3年12月2日
12月2日、10時22分から約25分間、岸田文雄内閣総理大臣は、イスマイル・サブリ・マレーシア首相(H.E. Dato’ Sri Ismail Sabri bin Yaakob, Prime Minister of Malaysia)と首脳電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、岸田総理大臣から、イスマイル・サブリ首相就任への祝意を述べ、緊密な関係を築いていきたい旨述べました。これに対して、イスマイル・サブリ首相から、岸田総理大臣就任への祝意と、日本との関係を更に発展させていきたい旨を述べました。
- 岸田総理大臣から、来年の日マレーシア外交関係開設65周年及びマレーシアの東方政策40周年を二国間関係の更なる発展の契機としたいとしつつ、新型コロナ対策、安全保障、海上保安、筑波大学分校開校等について協力を推進したい旨述べました。また、岸田総理大臣から、「自由で開かれたインド太平洋」と「インド太平洋に関するASEANアウトルック」の実現に向け、スールー・セレベス海とその周辺地域を含め、マレーシアと具体的な協力を進めていきたい旨述べました。これに対して、イスマイル・サブリ首相から、ワクチン供与を含む日本の様々な協力に謝意を表明しつつ、来年の東方政策40周年に向けて両国の連携を一層強化していきたい旨述べました。
- 両首脳は、地域情勢についても意見を交わし、岸田総理大臣から東シナ海・南シナ海における一方的な現状変更の試みについて、強く反対する旨述べました。また、両首脳は、北朝鮮情勢についても意見交換し、岸田総理大臣から、拉致問題について理解と協力を求めました。
- 岸田総理大臣は、ミャンマー情勢について、ASEANの取組を後押しする考えを伝えました。
からの記事と詳細 ( 日・マレーシア首脳電話会談|外務省 - Ministry of Foreign Affairs of Japan )
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