Thursday, December 30, 2021

安藤美姫 五輪選考結果などで願い 選手に対して「ネガティブな言葉はSNSで呟かないで」 - スポニチアネックス Sponichi Annex

安藤美姫
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 プロフィギュアスケーターで元世界女王の安藤美姫(34)が30日、自身のツイッターを更新。6回に分けて投稿した長文で、26日まで行なわれたフィギュアスケートの全日本選手権や、北京五輪にの選考についての思いを吐露。「強い人間ばかりじゃない」として、「ネガティブな言葉はSNSで呟かないでほしい…」と訴えた。

 安藤は「いろんな事を言われるかもしれないのを覚悟して伝えさせて下さい!」と書き始め、「先日オリンピック選考という特別な全日本が終わって スケーターも普段から応援してくださってる皆様も今はいろんな思いがあると思いますでも 出場している選手はいつだってベストを尽くそうと思ってます!スケーターだってスケーターである前に一人の人間なんだもん失敗する時だってあるし本番だけできちゃう時だってある!それってフィギュアだけに言える事じゃなくて普段の生活やお仕事でもそぅだと思う…」とし、「今回いろんな方々がSNS上で呟いてるのをお見かけしますが選考したのは選手じゃない 選考結果だって変えられない… 一番悔しい思いをしているのもスケーター 良い結果でも課題を振り返って悔いを残しながら次の試合に向けて準備するスケーターだっているんです!!!!」と記した。

 その上で「全力応援のメッセージや呟きはスケーターの力に変わるから是非是非たっくさんしてほしいですがスケーターも目にするような形でネガティブな言葉はSNSで呟かないでほしい… 私みたいにそれを乗り越えれる選手ばかりじゃないと思う… 強い人間ばかりじゃないんです… 言った方は忘れてしまうけど 言われた方は心にずっとその心ない言葉を背負っていかなきゃいけないんです… それに ネガティブな事を呟いてるのが誰を応援している人かわかってしまうと きっとそのスケーターも応援されているスケーターも目にした時に悲しいと思うんです だからあたたかく見守ってほしいし結果を受け入れてほしい… 選手が皆んないろんな思いを気持ちを整理しながらそうしているように… 私が言える立場ではないかもしれませんが こんな気持ちで年始を迎える前に伝えたく今後もフィギュアスケートの応援よろしくお願いします」と願った。

 安藤は18歳だった06年、トリノ五輪の代表に選出。以前テレビ番組で当時ホルモンのバランスが変わるピークが来てしまい、食事制限をして臨んだが15位に終わり、“日本の恥”などと書かれた手紙が送られてきたことを明かし「結果が残せなかったんであれなんですけど。なんで知らない人からこんなこと言われて、こんなにストレスためて食事制限までしたのにって思って日本にいたくなくて海外に行ったんです」と明かしていた。

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