Sunday, December 26, 2021

<発掘!中信> コロナ禍の結婚式、式場の工夫は - 中日新聞

飛沫防止のクリアパネルが設置されたテーブル=松本市のアルモニービアンで

飛沫防止のクリアパネルが設置されたテーブル=松本市のアルモニービアンで

  • 飛沫防止のクリアパネルが設置されたテーブル=松本市のアルモニービアンで
  • 感染防止対策で、フェースシールドを着けて式のリハーサルをする牧師と聖歌隊=松本市のホテルブエナビスタで(同ホテル提供)

 コロナ禍が続き、結婚式を挙げるか見合わせるか悩むカップルは多い。県内の結婚式場は感染防止対策を徹底しながら、新郎新婦の思いに応えようと工夫を重ねている。結婚は夫婦と家族の大切な節目。松本市内の三つの式場を取材した。 (中津芳子)

 松本駅に近く、チャペルや最上階にフレンチレストランがある「ホテルブエナビスタ」(本庄)は、招待客の人数や関係性に応じて、新郎新婦とウエディングプランナーが新型コロナウイルスの感染防止対策を話し合う。基本的な対策に加え、牧師や聖歌隊のフェースシールドも用意。両家の親には披露宴での自席を離れてのお酌を控えてもらうようホテル側が説明する。

 プランナーの波多腰弥生さん(30)は「ホテル全体が信頼されることが大事。新郎新婦さまと信頼関係を築きながら説明することを心掛けている」と話す。

 国宝松本城近くの「アルモニービアン」(同市大手)は、パーティー会場の天井高が九メートルあり、階段でチャペルとつながる開放感ある構造が特徴。外に面した窓を開けて換気するほか、各テーブルに飛沫(ひまつ)防止のクリアパネルを設置し、除菌シートを招待客一人ずつに配る。

 赤野有紀支配人(35)は「...

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