日本維新の会の馬場伸幸代表が、地方議員の公認をめぐり、本人に対して「邪魔」「要らない」などと発言していたことがわかりました。
【ボイスレコーダーの音声】
「年齢はいってくる、期数は増えてくる。邪魔やて」
これはMBSが入手した音声データです。発言しているのは日本維新の会の馬場伸幸代表。相手は維新の元堺市議・池田克史氏です。
堺市議を4期16年務めた池田氏は、2018年からの2年間は維新市議団の代表を務めましたが、今年4月の堺市議選で維新から公認が出ず「無所属」で出馬し、次点で落選しました。
選挙前の今年2月、池田氏は自分になぜ公認が出ないのか、馬場代表に話を聞きに行きました。すると馬場代表は、維新が敗れた2017年の堺市長選での経緯などを挙げ、池田氏の公認について次のように話しました。
【ボイスレコーダーの音声】
(馬場代表)「これからの堺の維新の市議団に(池田)克史さんは要らない。僕はそういうふうに判断した。公認は僕の権限。別に理由なんてなかってもいい」
(池田氏)「そしたら理由は何なんですか。それは馬場代表の私情ですか?」
(馬場代表)「全てのことを総合的に判断した」
馬場代表の言葉について池田氏に聞きました。
(元維新の堺市議 池田克史氏)
「(市議団に要らないと)そのように思われているんだなとショックを受けましたね。私は党から処分を受けたわけでも何でもありませんし。いわば馬場代表だけ公認を出さないと思っているので。(客観的理由が)もうちょっと何かあってもよかったと思う」
馬場代表は8月6日に取材に応じました。
(日本維新の会 馬場伸幸代表)
「何度も話し合いはしています。何の理由もなく公認をしなかったというわけではないということははっきりと申し上げておきたいと思います。(Q「要らない」「邪魔だ」というのは行き過ぎた発言では?)それは2人の今までの長年の関係の中でやり取りをしていますから。第三者の方が聞かれてどう思われるかというのはまた別問題だと思います」
一方、池田氏は「公認について何度も話し合いをしたことはない。一度だけ」としています。
政党のトップが公認をめぐって所属議員に「邪魔」などと発言したことについて日本維新の会の吉村洋文共同代表は次のように話します。
(日本維新の会 吉村洋文共同代表 8月7日)
「単に口論であったり、それがハラスメントになるというものではありませんし。議員同士については政治的な主張のぶつかり合いもあるわけですから、それぞれの言い分があると」
そして現時点では党としてハラスメント調査を行わない考えを示しました。
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