Saturday, August 19, 2023

慶應義塾大、がんに対して悪玉サイトカインである IL-6 の作用を ... - 日経バイオテク

 がんにおいてインターロイキン 6(IL-6)はがんの成長や増悪化に関与すること、また、免疫抑制に働く細胞を誘引して抗腫瘍免疫反応を抑制することが知られていますが、慶應義塾大学医学部微生物学・免疫学教室の三瀬節子助教、吉村昭彦教授らの研究グループは、SOCS3というサイトカイン抑制因子を T細胞で無くすと、本来、腫瘍を成長させる悪玉サイトカインである IL-6 が逆に強い腫瘍殺傷能力を誘導する因子になることを発見しました。

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