「好きな人に好きと言えることは最高。そんな世の中になってほしい」--。日本最古の歴史を持つ劇場で、関西の歌舞伎公演の拠点の一つ、京都・南座(京都市東山区)に7月1日、そんな言葉が響き渡った。
女性カップルの結婚式を兼ね、性的少数者(LGBTQなど)への理解の輪を広げようと開かれた「レインボーフェスin南座」の終演あいさつ。舞台上の藤川美帆さん(46)と西村和子さん(54)は約500人の観客に叫んだ。当たり前に聞こえるが、性的少数者にとっては容易ではない。そんな環境を知ってほしいとの願いを込めた。
きっかけは2020年、二人で南座で観劇したこと。花吹雪が舞うきらびやかな舞台は地下アイドルとして活動する藤川さんにとって夢の舞台だ。「南座で結婚式を挙げたい」。SNS(ネット交流サービス)への投稿がイベント運営会社の担当者の目にとまり、連絡が来た。南座は個人の結婚式への舞台貸し出しができないため、LGBTQがテーマのイベントとして企画した。
からの記事と詳細 ( eye:京都・南座 女性カップルの「結婚式」 自分らしく、二人の花道 - 毎日新聞 )
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