Tuesday, August 1, 2023

円相場 ドルに対して2円以上値下がり - nhk.or.jp

日銀は先週開いた金融政策を決める会合で、これまで0.5%程度としてきた長期金利の変動幅の上限について市場の動向に応じてこの上限を超えることも容認して金利操作をより柔軟に運用することを決めました。

これを受けて31日の東京外国為替市場では長期金利は一時、0.605%まで上昇し、およそ9年ぶりの高い水準となりました。

そのあと、日銀が1日、国債を臨時で買い入れると発表し長期金利が低下したことなどから日米の金利差拡大が意識され、円相場は1ドル=142円台まで値下がりしました。

午後5時時点の円相場は先週末と比べて、2円42銭円安ドル高の1ドル=142円17~18銭でした。

また、ユーロに対しては先週末と比べて、3円59銭円安ユーロ高の1ユーロ=156円66~70銭でした。

ユーロはドルに対して、1ユーロ=1.1019~21ドルでした。

市場関係者は「日銀は長期金利の上昇を0.5%と1%の間で一定程度、市場に委ねる姿勢を示していた。ただ、市場では日銀が臨時で国債を買い入れると発表したことが金利上昇を抑制する姿勢を示したと受け止められた」と話しています。

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