ネオマーケティングは、「広告におけるトラッキング」(ネットにおけるユーザーの閲覧・行動を追いかけて分析すること)に関する調査結果を発表した。全国の20歳~79歳の男女1,000人が回答している。
広告トラッキング、言葉を知っている人は7割近いが、内容も理解しているのはその半分以下
まず「ふだん使用するデバイスで行うこと」を聞くと、他デバイスに比べてPCは仕事目的、タブレットとスマートフォンはプライベート目的で使用されている。ただし、「プライベートの買い物」でPCを使う人は68.7%で、スマホの58.1%を上っていた。
次に、インターネット広告における「広告トラッキング」について聞くと、言葉自体を認知していたのは69.4%だった。ただし「詳しく内容を知っている」5.6%、「おおむね内容を知っている」18.2%で、あまり理解は深まっていない。
そこで広告トラッキングにまつわる具体的な体験(よく経験する+たまに経験するの合計)を聞くと、「閲覧した商品が、その後別サイトを閲覧中に広告表示されている」76.2%、「SNSで、最近頻繁に検索しているジャンルに関係する広告が流れてくる」61.2%などとなり、実体験は過半数が遭遇していることが判明した。広告トラッキングとは理解しないまま、多くの人が「なんか不思議」と思いつつ、受け入れている現状が伺える。
広告の×を押す人は、圧倒的に多数派だった
一方、「インターネット広告に対して行うこと(インターネット広告への対策として行うこと)」を聞くと、「広告の×を押す」という人が、「よく行う」40.4%、「たまに行う」26.7%と7割近く存在しており、思った以上に広告を非表示にしている人が多い。「あまり興味のないもののブラウザ検索・SNS検索は最小限にとどめる」「広告に、自分に関係がない等の報告をクリックする」も比較的多い。
また「広告トラッキングへの印象」を聞くと、「不信感を抱く」「不快」「質の悪い(自分に不要な)広告がでてくる」といったネガティブな項目は、ほぼ半数に達する。一方で「便利」「購買意欲が高まる」は2割台に留まっている。
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