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テレQ(TVQ九州放送)
木戸アナウンサー: 11月22日は何の日でしょうか。 堤解説員: 「いい夫婦の日」ですね。 木戸アナウンサー: この日を結婚記念日とするカップルが最も多いそうですよ。また結婚式を挙げる月も11月が人気ナンバー1なんだとか。新型コロナが落ち着きを見せつつある中、 今の結婚式事情を取材しました。 テイクアンドギヴ・ニーズ佐藤雄一さん: この10月から来年の3月の半年間で見ると約95パーセントぐらいまで結婚式が戻ってきているので増えてきているのではないかと思う。 福岡市南区の結婚式場を運営するテイクアンドギヴニーズでは緊急事態宣言などの影響を受けながらも今年度の中間決算では黒字を確保しました。明治安田生命が調査した結婚式の実施状況を表したグラフです。コロナ下で結婚式を挙げた夫婦はコロナ前に比べて約半分にまで落ち込んでいます。挙式の数が減少したことに加え 席の数の削減や感染対策費用の増加などマイナス要因が多い中での黒字、一体、どのような対策を打ったのでしょうか。 テイクアンドギヴ・ニーズ佐藤雄一さん: オンラインウエディングというサービスを開始しましてこれまで距離的なものなど出席できなかった人たちの自宅に料理を届けて結婚式の会場と映像をつなげてあたかも参列しているかのようなサービスがうまれた。 オンラインでの参列者を増やすことで結婚式にかかる単価の向上につなげたということです。回復の兆しはこんなところにも・・・ テイクアンドギヴ・ニーズ佐藤雄一さん: 来年の11月22日もすでに予約をいただいております。 木戸アナ: これだけ業界が厳しい中で黒字化。かなり工夫していますね。それでも、結婚式を 挙げていない人が多いようです。明治安田生命の調査によると、・新婚夫婦で結婚式を挙げていない人は全体の約6割。・新婚旅行は全体の約7割が行っていない。 専門家はこれによって結婚指輪や家財道具により多くの予算を割くことが可能になったと指摘します。このまま「結婚式離れ」が定着する可能性もあるといいます。 堤解説員: コロナが新婚夫婦のライフスタイルに大きな影響をもたらした。だから、ブライダル業界は「結婚式離れ」を食い止めるための工夫が大事です。VTRでも工夫がありました。ブライダル業界V字回復のカギは?前段階で勝負ですね。ある事業者は、仲介サービスやフォトサービスを始めるため子会社を作る動きもあります。結婚仲介はここを経て縁談がまとまれば自分たちの式場で挙げてもらう。他にも東京ではプロポーズプランが流行。ホテルと一緒にサプライズでプロポーズ。それが上手く行けばそのまま結婚式を挙げてもらう。つまり、前段階、手前で掴まえてそのまま結婚式につなげる作戦です。ブライダル事業者側もいろんな対応を迫られ、こんな動きが見られるんですね。 木戸アナ: 周囲でも、結婚式はもういいとか規模を縮小して家族だけとかいますね。業界にとっては痛手ですよね。「結婚式離れ」を食い止めるためにこういう工夫は大事。 堤解説員: コロナも落ち着いてきて飲食や旅行の消費は戻ってきているが、ブライダル業界が コロナ前の水準に戻るには「結婚式離れ」を織り込んで新たな事業を展開していくことが必要だと思います。 木戸アナ: その1つの方法が「前段階で掴まえる」ですね。
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