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くぎを使わず、木片を組み合わせて華やかな模様を作る「組子細工」で、厚生労働省から2021年度の「現代の名工」に選ばれた。
障子やふすまなど、木製建具を手がける安達建具の3代目。幼い時から物作りが大好きで、プラモデルに始まり、学校でも絵画や工作などに熱中した。高校では美大への進学を勧められたが「長男は家を継ぐのが当然だった時代」、卒業後は迷わず店を手伝った。
本格的に組子細工に取り組み始めたのは約20年前。知人からコンテストへの参加を勧められたのがきっかけだったが、ひとたび木を手にすると血が騒いだ。基礎の組みはあっても、そのデザインは職人次第。その魅力にとりつかれ、挑戦し続けた。
からの記事と詳細 ( ひと・茨城:組子細工で「現代の名工」選出 安達克敏さん(57) 建具業界を勢いづける /茨城 - 毎日新聞 )
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