「FFBE幻影戦争」の一部ガチャに対し消費者庁から措置命令。詳細を周知 - 4Gamer.net

　スクウェア・エニックスは本日（2021年6月29日），スマートフォンアプリ「WAR OF THE VISIONS ファイナルファンタジー ブレイブエクスヴィアス 幻影戦争」（iOS / Android）の公式サイトで，「消費者庁による措置命令に関するお詫び」と，プロデューサーを務める広野 啓氏からのプロデューサーレターを公開した。

　告知によると，FFBE幻影戦争の「1st Anniversaryキャンペーン」に伴うアップデート時，新規実装された以下5種類のガチャに対して，消費者庁より景品表示法に基づく措置命令を受けたとのこと。

・1st ANNIVERSARY 1回限定 1回引き直し可能UR10枠確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URユニット10体確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URビジョンカード10枚確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URユニットの欠片100個確定10連召喚
・1st ANNIVERSARY 1回限定 URビジョンカードの欠片50個確定10連召喚

　対象となる期間は2020年11月14日〜16日。召喚は1回ごとに，提供割合にもとづいて抽選と記載しながら，実際はリスト適用による抽選となってしまっており，組み合わせのほとんどが「絶対に」提供されない状況だったことが，景品表示法に違反するものとされた。

　スクウェア・エニックス側では，プレイヤーからの指摘で状況を確認したのち，対象期間に召喚を行ったすべてのプレイヤーに対して，使用数分の幻導石を配布するなど補填を行ったが，「著しく優良であると誤認されるされる表示であり，景品表示法に違反する」ものとして措置命令を受けることになった。

　広野 啓氏によるプロデューサーレターでは，スクウェア・エニックスおよび開発・運営を行うgumiでの再発防止への努力やチェック機能の見直し，プレイヤー（ユーザー）に心配をかけてしまったことへのお詫びとして無償幻導石2000個を配布することなどが伝えられている。

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