(文末の余分な語句を削除しました)
[東京 24日 ロイター] -
きょうの東京株式市場で日経平均株価は、もみあいが想定されている。前日までの動きで2万9000円前後の水準が重いと意識されてたことで、引き続き上値に対して慎重な動きになりそうだ。指数寄与度が大きい銘柄の値動きに関心が集まるほか、前日の米国株式市場でテスラが上昇したことでこれに関連銘柄や、フィラデルフィア半導体指数(SOX)が堅調だったのを受け半導体関連株に、全体の相場の動きが左右される可能性もある。
日経平均の予想レンジは2万8500円─2万9000円。
23日の米国株式市場は、ナスダック総合指数が再び最高値を付けた一方、S&P総合500種は下落したなどまちまち。大型グロース株が引き続き買われた。他方、IHSマークイットの6月の米製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が62.6と、統計が製造業全体をカバーするために改定された2009年10月以降で最高となった。
日本株はリバウンドに転じた後の上値トライで2万9000円に跳ね返される格好となったため、戻り売りの厚さが警戒されて上値を積極的に取る動きにはならないとみる関係者が多い。直近の下げ相場をリードする形となったファーストリテイリングやソフトバンクグループの底打ちか確認できるかどうかが注目点になりそうだ。
一方、ここから株主総会がピークを迎えるが、現時点では材料視されている様子が感じられない。全体の商いも細っており、株価が急落前の水準に戻ったら戻ったで「次に明確なトレンドが出るまで、投資家の動きも鈍くなるのではないか」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声も聞かれる。
前営業日終値 昨年来高値 昨年来安値
日経平均 28874.89 30714.52 27002.18
-9.24 2021年2月16日 2021年1月6日
シカゴ日経平均先物3月限 28720(円建て)
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