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権威ある男性誌「エスクァイア(ロシア版)」は、ロシアのフィギュアスケーター、アレクサンドラ・トルソワ選手(15)を現代の「十二使徒」の1人に選出した。編集長によると、同誌は毎年、自分の占めるニッチを前進させている12人を様々な分野から選出しており、トルソワはスポーツ分野での使徒だと位置付けられた。
キリスト教の伝統において使徒とは、キリストの弟子であり、キリストの教えを伝える者。また別の意味では、「ある考えを伝える者」、啓蒙家。
同誌のウェブサイトに掲載のトルソワ選手のプロフィール欄には、他に類を見ないほどのジャンプの名手と書かれている。さらに、トルソワ選手はすでにギネスブックにその名を刻んでいるが、「一生で最高の賞(編集注:オリンピック金メダル)を獲得するためには、彼女は自身を育てあげたシステムを超えて、さらに先に進む必要がある」と記述されている。
トルソワ選手は2019-20のシーズンで、グランプリ(GP)シリーズの2大会を制し、GPファイナル、ロシア選手権、欧州選手権で銅メダルを獲得した。
GPファイナルのフリースケーティングでトルソワ選手は、女子初となる4回転フリップを披露している。さらに他の大会でも女子初の4回転ルッツと4回転トウループも成功させている。
エスクァイアの「十二使徒」にはトルソワ選手の他に、音楽家、俳優、演出家、コメディアン、バイオニック義手を手掛ける会社の創始者など、ロシアの著名人が名を連ねている。
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