
愛知県の大村知事は、新型コロナウイルス対策として行っている県独自の「厳重警戒宣言」を期限の今月17日で解除することを明らかにしました。
その上で18日からは「警戒領域」として、飲食店に営業時間の短縮は要請しないものの、基本的な感染防止対策を引き続き徹底するよう呼びかけました。
【厳重警戒宣言は解除へ】
愛知県の大村知事は14日午後の記者会見で現在出している県独自の「厳重警戒宣言」を期限で解除し、今月18日からは「警戒領域」として感染防止対策を続けることを明らかにしました。
【飲食店は】
このうち県内の飲食店に対しては現在、感染防止が十分だと県から、認証を受けている店は午後9時まで、受けていない店は午後8時まで、営業時間を短縮するよう要請していますが今月18日からは飲食店への営業時間の短縮を要請しないことにしています。
【会食は】
一方で会食は、いつも近くにいる人と4人以内で行うことや、食事中以外はマスクを着用することなどを引き続き求めます。
【大規模な集客施設は】
また、現在、面積が1000平方メートルを超える百貨店やショッピングセンター、それにパチンコ店などのに行っている午後9時までの営業時間短縮の働きかけも、今月18日からは行いません。
【企業に対しては】
企業に対しては、事業の継続に必要な場合を除く午後9時以降の勤務の抑制は求めないものの、引き続き休暇の取得やテレワークの活用を進めて、出勤者数を削減することを呼びかけます。
【イベントは】
スポーツなどのイベントについては、午後9時までとする時間の制限は外し、人数については現在と同様に上限を1万人とした上で歓声などの大声が伴うものは定員の半分の人数までとするよう引き続き求めます。
【外出は】
このほか、県民に対して外出の際は混雑している場所や時間を避けて少人数で行動するよう引き続き求める一方で、午後9時以降の外出の自粛は求めません。
【県またぐ移動は】
そして、県をまたぐ不要不急の移動について、現在と同様に基本的な感染防止対策を徹底するとともにワクチンの接種が終わっていない人などはPCR検査を受けることなどを呼びかけます。
【大村知事 “感染対策の徹底を”】
会見で大村知事は「時短要請を残すことも考えたが新たな感染者の指標などがステージ1なので解除する。感染リスクは引き続きあるので基本的な感染対策の徹底をお願いしたい」と述べました。
その上で「引き続き感染防止対策を徹底してもらわないと必ずリバウンドがある。そうなれば速やかに規制をお願いしようと思う」と述べました。
愛知県は15日午前、県の対策本部会議を開いてこうした方針を正式に決定することにしています。
からの記事と詳細 ( 愛知 大村知事 “時短要請を解除しても感染防止徹底を”|NHK 東海のニュース - nhk.or.jp )
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