「敵のあらゆる攻撃に対するイランの対応は厳しく、壊滅的なものとなる」と述べた。
ハジザーデ司令官は、イスラエルのナフタリ・ベネット首相とベニー・ガンツ国防大臣が行った攻撃の威嚇及びイランに対するアメリカ当局の発言に関して国営メディアに話した。
イランはこれら問題に関するテストをパスしていると主張したハジザーデ司令官は、
「彼らは以前試しており、どのような対応を受けるかを知っている。我々には力があり、かつそれを使用する意志もある。
ハジザーデ司令官は、「敵のあらゆる攻撃に対するイランの対応は厳しく、壊滅的なものとなる」と述べた。
イラン参謀本部のアボルファズル・シカルチ報道官も、イスラエルの船舶「マーサー・ストリート」号に行われた攻撃がイランの犯行であるとされたことを否定してこれは「心理戦」の一部であると語った。
アメリカ、イギリス、イスラエルの戦略は不安定であり、サウジアラビアに拠点を置くメディアもイランに対する敵意を高めるためにこれらの国に影響を与えていると主張したシカルチ報道官は、ペルシャ湾の安全強化を支持していると声高に訴えた。
非難を心理戦の一部と評価したシカルチ報道官は、
「敵に抵抗しようとするならば、アイン・アル・アサド基地に行った攻撃同様、このことも公然と宣言する。アメリカはイランが所有する無人航空機の破片を海から回収したと明かしている。この証拠を認めている。この破片がイランのものであるということはどの研究室で確認されたのであろうか」と話した。
イスラエル企業が所有する石油タンカー「マーサー・ストリート」号は7月29日にタンザニアからアラブ首長国連邦に航行中にオマーン湾で攻撃に遭い、攻撃でイギリス人1人、ルーマニア人1人となる2人が死亡している。
（2021年8月7日）
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