今回は「アブラカタブラ」の意外な意味について説明します。
雑学クイズ問題
アブラカタブラの意外な意味とは?
A. いただきます
B. ごちそうさまでした
C. 悪霊退散
D. 花粉症退治
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答えは記事内で解説します。
アブラカタブラの語源
「アブラカタブラ」は日本でもお馴染みの呪文(?)です。
歌詞になったり、ファンタジー小説の呪文に登場したり……。
しかし、日本だけではなく世界中で使われている呪文なのです。
アブラカタブラはアラム語です。
アラム語は、シリア地方やメソポタミアで使われていたそうです。
紀元前500年~紀元600年頃まで話されていたようで、現在もレバノンの一部で話されいる言語です。
アルファベットで表記すると、「abhadda kedhabhra」。
これを英語に訳すと、「Disappear like this word.」
つまり、「この言葉のようにいなくなれ」という意味です。
参考情報>>
諸説あるようですが、「avra kedabra または avra K’Davarah」とアルファベット表記することもできるそうです。
この場合は、英語に直すと「I will create as I speak.」となり、日本語に訳すと、「私が言うとおりになる」となります。
アブラカタブラどのように使われていた?
「この言葉のようにいなくなれ」という意味だとわかりましたが、どのような場面で使われていたのでしょうか?
そのまま人に向かって唱えると、ただの悪口に聞こえてしまいます。
実は、日本でも同じようなおまじないがあります。
それは、「痛いの痛いの飛んでいけ」です。
つまり、病気の治療に使われていたのです。
病気とはいっても、主に花粉症の治療に使われていたそうです。
魔術師が「アブラカタブラ」と唱える事によって、花粉症を退治していたのです。
雑学クイズ問題解答
答えは「D. 花粉症退治」でした!
まとめ
アブラカタブラは、昔に使われていたアラム語が語源になっていて、日本語にすると「この言葉のようにいなくなれ」という意味。
アラム語は紀元前500年~紀元600年頃まで、シリア地方やメソポタミアで話されていた。
主に病気治療(花粉症退治)に使われてた。
※提供している情報には諸説ある場合があります。ご了承ください。
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