シャネル(CHANEL)のクリエイティブディレクター、ヴィルジニー・ヴィアールは、今回のコレクションについて「パリ・オートクチュールに期待する豪華な結婚式ではなく、カントリーサイドでの結婚式や家族のお祝いのようなアットホームで、より自由なスタイル」と語った。男の子や女の子が着るドレスから花嫁の母親のためのスーツ、よりプレイフルなゲストのためのジャンプスーツなど、さまざまな年代をイメージしたルックを全32人のモデルたちによって構成したロマンティックなセレモニーで披露。ウィズコロナ時代のウエディングにもマッチした優美なドレスは、希望に満ちた花嫁のためのウエディングの想像を膨らせるものになるはずだ。
赤がもたらす、高揚感に包まれて。
鮮やかな赤のスカートがゲストをハッとさせるレースのアンサンブル。カフスにあしらわれたフローラル刺繍のさりげなさが女性ごころをくすぐる。目が覚めるような赤がもたらす色のマジックは、花嫁の個性を引き出して。
自由闊達な花嫁へ。
純白のオーガンザのペチコートドレスは、どこかイノセントなムード漂う。ハリのある軽やかなスカートは、アクティブな花嫁にぴったり。ローヒールのシューズを合わせて、最良の一日を自由に楽しんで。
ハンサムレディのお色直し。
リキッドサテンシャツとブラックのバレエスカートを組み合わせたルック。ボーイフレンドから借りたようなゆったりとしたシャツとボリュームたっぷりのチュールスカートが、凛としたマチュアな魅力を醸し出す。リラックスムードあふれるウエディングのお色直しに挑戦したいモダンな着こなし。
デイジーを纏って。
真っ白なデイジーの花が咲き誇るドレス。取り外し可能なオーバースカートをブラックリボンで重ねて、2WAYで楽しむことも。ひらひらと風になびく花びらが、クチュリエの技巧を感じさせて。グリーンあふれるアウトドアウエディングで纏いたい可憐な一着だ。
ファンタジーの世界に足を踏み入れて。
馬に乗ってフィナーレに現れたのは、エクリュ色のサテンクレープのマーメイドドレスを纏った花嫁。ドレスには、ルサージュの手によってラインストーンやパールで施された蝶の刺繍が舞う。スパンコールを散りばめたボリュームのあるロングヴェールを合わせた優美なブライズスタイルは、幻想的な世界へ誘う。\
Photos: Courtesy of Chanel
からの記事と詳細 ( 結婚式だからこそロマンティックに。シャネルの最新コレクション。【花嫁の視点で見る、2021年春夏オートクチュールコレクション】 - VOGUE JAPAN )
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