堀は乃木坂46全体でのライブはこの日が最後。アンコール2曲目の「ダンケシェーン」では、1期生の生田絵梨花が歌い出しで「未央奈の温かい その背中が好きだった」と歌詞を変える粋な計らい。この時点でファンはラストのフレーズを察したが、予想もつかない展開となった。
最後のフレーズで堀の両脇に生田とキャプテンの秋元真夏が駆け寄って肩を組むと、秋元は「やっぱ乃木坂だな!」と、まさかの通常どおりに締めくくる痛恨のミス。この日のために髪を20センチ以上バッサリ切って臨んだ秋元は目をまんまるにして「ショ、ショックなことが起きた……いまさ、『未央奈だな』って言いたかったのに、乃木坂って言っちゃった」と声を震わせてうなだれ、メンバーは「うわぁ〜」と悲鳴とあげた。
秋元は「もう1回やり直していい?」「ほんとショック……」と声を振り絞り、メンバーは「最後だけ音いいですか?」と助け舟。スタッフも即座に最後だけ音を出してフォローし、「やっぱ未央奈だな!」の秋元の呼びかけに、メンバー全員が「だな!」と声をそろえてやり直しは成功した。
秋元は「大変申し訳ありませんでした!」と深々と頭を下げ、「すみません、ちょっとバタバタとしまして、私のせいですね」と、やり直しをファンにお詫び。齋藤飛鳥が「台無しやで!」と笑いながらツッコミを入れると、「ほんとに今、頭の中真っ白だった。こんなに真っ白になるんだ、人って……」とぼう然。齋藤は大笑いしながらも「みんなでリカバーできるところが良いグループだなって」とフォローすると、秋元は「私もリカバーできるように明日から頑張ります」と肩を落とした。
いじられキャラの秋元らしい展開となり、SNSでは「真夏さんやったな笑笑 乃木坂史に残るポンコツ」「そういうところも含めて真夏最高」「最後にやらかす真夏さん笑 最高でした」「さすがの真夏さんすぎました!笑」と笑いに満ちあふれた。
和やかムードの中、堀は「あんまり最後という実感がなくて、まだふわふわした感じ。こうやって全員でライブというのが今日で最後」と切り出すと「あとちょっとしか乃木坂46にいないけど……寂しくなっちゃった」と涙。「残りの時間、いろんな思い出を作れるように楽しみたいなと思いますし、直接会いたかったんですけど会えなかったファンの皆さんにも感謝の気持ちを伝えたいです。ありがとうございます」とあいさつした。
ラストの2期生ライブに向けては「3月28日は私たち2期生の結成日というか(最終オーディションに)合格した日で、すごく思い入れの深い日。私自身も最後の活動になるので、2期生全員で力を合わせて楽しみたいなと思います」と語った。なお、翌3月29日には1期生ライブも無観客生配信で開催される。
■『9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜2期生ライブ〜』:3月28日(日)
■『9th YEAR BIRTHDAY LIVE 〜1期生ライブ〜』:3月29日(月)
※いずれも無観客生配信
2021-02-23 15:00:32Z
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