インターネットやSNSを通じて様々な情報が溢れ、大麻に関しての誤った情報を若者が得てしまうことで、危険の意識が薄れていることが懸念されます。
しかし、実際に違法薬物は、大切な人や家族を裏切り、傷つけることになります。そして本人だけでなく周囲の人たちの人生も大変なものにしてしまいます。薬物をするために周りに嘘をつくことによっても、自分も傷つけていきます。
「薬物ってそんなに危ないの?」、「もし友達に薬物をやろうと誘われたらどうしたらいいの?」というような薬物の危険性を知らない学生たちに対して、日本薬物対策協会は継続して薬物乱用防止の啓発に力を入れ、活動を行っています。
そして今回は2月20日に東京都の小学校で、6年生たちに向けて薬物乱用防止教育の講演が行われました。
講師は先生と一緒に「もし自分が薬物に誘われたらどう断るのか」をデモンストレーションし、実際にその場面に遭遇してしまった場合にきちんと実践できるように学生に伝えます。このようにして学生たちに「薬物の真実」を知ってもらうことで、彼らの身体、心、将来を守ることが出来ます。「身近な脅威にどう対応出来るか?」知識を持っていれば、生徒自身や友人も守ることができます。
講演内容は、アメリカの教育者L.ロンハバード氏の文献に基づき、大麻や覚せい剤、MDMA(エクスタシー)といったよく乱用されている薬物についての基本的なデータを知らせます。巧みに誘惑される薬物からどのように自分の身を守るか、またそれらを使うとどうなるのかについて、身体的に起こる化学反応などを詳細に紹介します。
今後も各地で講演が予定されており、「薬物にNo!人生にYes!」と授業後に宣言できる生徒たちを多く創造していくことを目標に啓発活動を続けています。
日本薬物対策協会は、米国に本部を置く非営利団体、薬物のない世界のための財団の日本支部であり、2008年より首都圏を中心とした学校や地域にて薬物乱用防止講演を提供し、これまで11万人を超える生徒や保護者、教育者などへ薬物の真実に関する情報をもたらしてきました。
薬物乱用防止講演のお申込み・お問い合わせ先:
日本薬物対策協会
TEL: 03-5937-1223
FAX: 03-4496-4142
E-mail: info@drugfreeworld.jp
教育現場で使用する「真実を知ってください:薬物」小冊子には、一般によく乱用されている薬物(マリファナ、アルコール、エクスタシー、コカインなど)に関するデータが記載されています。授業などでご活用される場合はサンプルなど送付しますので、ぜひ上記までご連絡ください。
特定非営利活動法人イマジンは、覚せい剤撲滅の普及啓発活動を行っており、日本薬物対策協会の活動に協力しています。
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