- JR九州の青柳俊彦社長（共同）
九州新幹線長崎ルート（博多－長崎）の整備に関してJR九州の青柳俊彦社長が佐賀駅に駅ビルを「造りたいと思わない」などと発言したのを巡り、青柳氏が撤回後も関係自治体で不信感を漏らす声が出ている。佐賀県幹部は「路線を持つ地域のことを本当に考えているのか」と憤り、長崎県関係者は未着工区間の整備方式の議論に対する悪影響を懸念する。
青柳氏が撤回したのは、長崎新聞の1月1日付と同9日付に載ったインタビュー記事での発言の一部。駅ビルに関する発言のほか、同ルートを全線フル規格で整備した場合は博多－長崎を国土交通省が試算した最短51分を下回る「40分台で走ることができる」と言ったのも取り消した。
佐賀県幹部は、40分台で結ぶ場合は「普通に考えれば、県内に停車しないことになる」と問題視。「JR九州は、長崎ルートで苦渋の決断をしてきた佐賀県に対して冷たい。訂正前の発言が本音だろう」といぶかしむ。
また、全線をフル規格で整備する場合、博多－佐世保（長崎県）を走る特急みどりの運転区間を武雄温泉（佐賀県）－佐世保に短縮し、武雄温泉駅で新幹線と乗り換える「リレー方式」も選択肢になると示唆する発言も撤回。佐世保市の朝長則男市長は、博多へのアクセスは「一番利便性がある形で残してもらわないと困る」との姿勢だ。
与党検討委員会は昨年8月、未着工の新鳥栖（佐賀県）－武雄温泉をフル規格で整備する方針を決めた。佐賀県は多額の負担などを理由に反発しており、国交省はフル規格以外の方式も検討することで同県との協議入りを目指している。
長崎県関係者は「今は佐賀県が協議のテーブルに着いてくれるのを待つ我慢の時だ。こんな大切な時期に佐賀県を刺激するのは慎んでほしかった」と不満を示している。（共同）
"に対して" - Google ニュース
March 04, 2020 at 02:20PM
https://ift.tt/38nTytK
「佐賀県に対して冷たい」ＪＲ九州社長発言に不信感 - 日刊スポーツ
"に対して" - Google ニュース
https://ift.tt/2TFcwsc
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
0 Comments:
Post a Comment