2024年6月15日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ゼンデイヤという女優があまり好きではない。トム・ホランドのスパイダーマンも、ヴィルヌーヴのDUNEもヒロインがあまり魅力的に感じなかった。好きじゃないタイプの顔なんだと思う。だから、本作も観るのに少し躊躇してしまった。ガッツリ彼女の主演だから。
でも、予告編を観て抱いたイメージとはかなり違って、ゼンデイヤ演じるタシは、2人の男性をもてあそぶ天才テニスプレイヤーではなく、テニスに真摯に向き合い、テニスの高みを追い求める女性だった。
だからなのか、ちゃんとテニスのシーンが多めになっていたし、その試合の描き方もいろんな工夫がされていてなかなか迫力があった。ただ、実際にボールを打ち合うことはできないからCGになるのは仕方ないが、あのボールの行き来では実際のラリーとの違いを感じてしまう。
それでも、時系列を入れ替えて徐々に3人の関係が浮かび上がってくる脚本はなかなか面白かったし、テニスに対する熱さを感じる物語だった。あまり好きではないゼンデイヤでも、少し魅力的に見えてくる不思議。あまり期待していなかったけど、スリリングな展開を最後まで楽しむことができた。意外と掘り出し物だ。
からの記事と詳細 ( 「意外にもテニスに対して熱かった!」チャレンジャーズ kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価) - 映画.com )
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