Wednesday, June 12, 2024

桂ざこばさん死去 76歳、ぜんそくで 尼崎での高座が評価され芸術選奨文科大臣賞を受賞 - 神戸新聞NEXT

桂ざこばさん死去 76歳、ぜんそくで 尼崎での高座が評価され芸術選奨文科大臣賞を受賞 - 神戸新聞NEXT

桂米朝さんが亡くなって1年後、一門会で師匠の思い出を語る桂ざこばさん=2016年3月、神戸文化ホール

 落語家、タレントの桂ざこば(かつら・ざこば、本名関口弘=せきぐち・ひろむ)さんが12日、ぜんそくのため死去した。76歳。大阪市出身。葬儀は近親者で行う。後日、お別れの会を予定している。

 1963年、上方落語を再興して人間国宝となった桂米朝さん(2015年死去)に入門し桂朝丸を名乗った。88年に二代目桂ざこばを襲名。人情味あふれる語り口で人気を博した。97年から兵庫県尼崎市のピッコロシアターで独演会を開き、2017年には同シアターでの高座が評価され文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した。18年には独演会を一門会に拡大した。

 落語以外にもタレントや俳優などで活躍。テレビ番組にも積極的に出演した。

 11年には佐渡裕さんプロデュースのオペラ「メリー・ウィドウ」などに出演し、聴衆を笑わせたほか、神戸市内のライブハウスで開かれていた阪神・淡路大震災の復興イベントにも常連として出演した。

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2024-06-12 07:14:00Z
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